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核拡散防止の比較政治:核保有に至った国、断念した国

strong>本, 北野 充

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によって 北野 充
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内容紹介 「核のない世界」の実現に向けて何が必要なのか。本書では、国際社会の期待に背いて核を持った国々、核兵器開発を断念した国々、そして核開発問題が懸案となっている国々について、核開発決断の決定要因、核開発阻止への取り組み、そして核開発の影響を精査に分析する。なぜ国家が核兵器を持とうとするのか、それを阻止する有効な手段は何かを考える、初の包括的研究成果。 [ここがポイント] ◎ 核拡散防止に向けた取り組みはなぜ時に成功し、時に失敗するのか。その要因を包括的に分析する。 ◎ 「唯一の被爆国」として、核拡散防止を希求する日本には何ができるのか。 ◎ 著者は、外務省で軍縮・核拡散防止に取り組む第一人者。 出版社からのコメント ※2016年11月6日「読売新聞」文化面で書評が掲載されました。 内容(「BOOK」データベースより) 「核のない世界」の実現に向けて何が必要なのか。本書では、国際社会の期待に背いて核を持った国々、核兵器開発を断念した国々、そして核開発問題が懸案となっている国々について、核開発決断の決定要因、核開発阻止への取り組み、そして核開発の影響を精査に分析する。なぜ国家が核兵器を持とうとするのか、それを阻止する有効な手段は何かを考える、初の包括的研究成果。 著者について 《著者紹介》 *本情報は刊行時のものです 北野 充(きたの・みつる) 1957年 東京都生まれ。 1980年 東京大学文学部卒業。同年、外務省入省。 1997年 ジュネーブ大学(国際問題高等研究所)修士。 2012〜14年 外務省軍縮不拡散・科学部長。 現 在 在ウィーン国際機関日本政府代表部特命全権大使。 著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より) 北野/充 1957年東京都生まれ。1980年東京大学文学部卒業。同年、外務省入省。1997年ジュネーブ大学(国際問題高等研究所)修士。2012~14年外務省軍縮不拡散・科学部長。現在、在ウィーン国際機関日本政府代表部特命全権大使(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 続きを見る
核拡散防止の比較政治:核保有に至った国、断念した国を読んだ後、読者のコメントの下に見つけるでしょう。 参考までにご検討ください。
現役外交官の著作物なので日本についての分析はないが、核拡散の歴史の中でどの国がどのように対応してきたかをわかりやすく説明している。核不拡散条約(NPT)は、核保有国と非保有国を区別する不平等条約と言われているが、こうした体制の中でも非保有国が核の保有にチャレンジする場合が出てくるわけであり、そうした具体的なケースに沿って、それぞれの国が国家安全保障の観点から核保有戦略にどのような考え方で取り組み、国際社会がどのようにそれを阻止しようとしてきたかを解説している。日本国内での核保有論については、さすがに言及はないが、そうした主張をする論客には、ぜひ本書を読んでもらいたい。特に、イランの例、イスラエルの例が、極めて示唆に富む内容になっていると感じた。

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