セレクション関口存男 和文独訳漫談集無料ダウンロードkindle

セレクション関口存男 和文独訳漫談集

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によって 関口 存男
4.7 5つ星のうち2 人の読者
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内容紹介Denkt deutsch! ドイツ式に考えよ。 三修社『関口存男著作集』より、日本語からドイツ語への翻訳に関する、漫談形式の記事を選んで一冊にまとめました。 皮肉屋でクセが強いけれどもユーモアたっぷりの「先生」と、和文独訳の難問にくらいついていく「生徒」たちとの丁々発止のやりとり、「大先生」と「小先生」との会話など、教室での様子を髣髴させる文章は、演劇に造詣の深い著者ならではです。楽しい読み物としての側面もさることながら、外国語で表現するにはどうすればよいのか、そもそも外国語に移すとはどういうことなのか、ドイツ語界の泰斗、関口存男の言語観や人間観をも垣間見ることのできる一冊です。 ドイツ語がわかり始めた方にはもちろん、長くドイツ語に取り組んでいる方にとっても多くの発見があるのではないでしょうか。 :::目次::: (収録記事) ・和文独訳漫談集 1. Etwas Neues その他 2. 警戒のVor 3. 名詞の前の形容句 4. 知名の地名 5. 準否定詞の用法 6. おめでとうございます 7. Gehen とhingehen 8. 「仮定強調」という現象 9. よく出て来るläßt sich 10. 「神経衰弱は単なる昼寢である」 11. Variieren! 12. 第三次文章の位置 13. Solange とso lange 14. 文を句で言え句を文で言え 15. そもそもの考え方 16. Nah und fern 17. 文章論序説 18. 動詞が文章である 19. 新年と年賀状の話 20. Wie Gehtʼs? ・和文獨譯漫談雨傘論 ・和文獨譯漫談またしても形容詞の語尾 ・高級文法彼奴は誠意がない[1] ・高級文法彼奴は誠意がない[2]著者について関口 存男(せきぐち つぎお) 1894年兵庫県姫路市生まれ。 上智大学に通う傍、青山杉作、村田実、木村修吉郎らと劇団「踏路社」を創立。 同時期に、アテネフランセのフランス語とラテン語の教授を務める。 上智大学哲学科卒業後は、外務省反訳課に勤務。 のち、法政大学でドイツ語の講師となり、慶應義塾大学、早稲田大学、外務省外国語学校、高田外国語学校などで教鞭を執った。 第二次世界大戦中は、勝野金政、米林富男らと長野県西筑摩郡吾妻村妻籠に疎開。公民館で村人たちに演劇指導を行なった。 数多くの語学書、専門書を執筆し、『独文評論』『基礎ドイツ語』などの雑誌を主宰。晩年までNHKラジオドイツ語講座の講師を務めた。 1958年、脳溢血のため急逝。著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)関口/存男 1894年、兵庫県姫路市生まれ。1915年、陸軍士官学校卒業(第27期)。1919年、上智大学哲学科卒業。上智大学在学中、青山杉作、村田実、木村修吉郎らと劇団「踏路社」を創立。同時期、アテネ・フランセにてフランス語とラテン語の教授を務める。大学卒業後は、外務省大臣官房翻訳課勤務。1933‐1944年、法政大学教授。辞職後、1945年まで外務省ドイツ語中等科教官。1945‐1948年、長野県西筑摩郡吾妻村妻籠に疎開。日本初の表彰公民館となる妻籠公民館の運動を支え、村の青年たちに演劇指導を行なう。1950年からは、高田外国語学校、慶應外国語学校、慶應義塾大学、早稲田大学などでドイツ語教師として教鞭を執る。『基礎ドイツ語』ほか複数の語学雑誌を主宰、NHKラジオドイツ語講座の講師も務める。1958年逝去(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
セレクション関口存男 和文独訳漫談集を読んだ後、読者のコメントの下に見つけるでしょう。 参考までにご検討ください。
この本は、戦後に刊行された単著『和文独訳漫談集』に加え、戦中の雑誌発表の和文独訳に関する漫談調の小論(『関口存男著作集 別巻 ドイツ語論集』に再録されている)が、一冊の書籍としてまとめられている。ここでは、この本の主に外形面について評したい。特筆すべきは、活字が全編組み直されていることである。著作集は原本の複写であったが(『ドイツ語の前置詞の研究』などは文字が掠れて見れたものではなかった。)、本書では原本のレイアウトを再現しつつもDTPで組み直されており、視認性が抜群である。フォントも格調高いものが使われていて、悪い意味で「今っぽい」趣に堕することもない。尚、現代仮名遣い、新字体、歴史的仮名遣い、旧字体、誤植(「ママ」付記あり)も全て原本そのままであるから、「改変」を厭う向き(評者もその一人)も安心されたい。ところで、版元の商品紹介ページには「判型四六判/上製」とあるのに対し、Amazonの登録情報には「単行本(ソフトカバー)」とある。これはどちらが正しいのかと思っていたが、入手したら、どちらも正しいけれども、どちらも正確ではないことがわかった。要は、表紙こそページより大きいサイズの厚紙が使われてる(ハードカバーというほどではない。折ろうと思えば簡単に折れてしまうであろう。)とはいえ、糸綴じではなく無線綴じなのである。個人的には千円高くなっても構わないから、糸綴じの四六判ハードカバー上製本で仕上げて欲しかった。尤も、現代ではそれが困難なのは承知している。それがギリギリ可能であったのは90年代までであろう。評者はこの度の本書の刊行を歓迎する。関口の著作群はOD化されている著作集から入手可能であったとはいえ、一般の人には価格から、こだわる人には造本の質からも、敬遠されてきたからである。したがって、本書の刊行は、『初等ドイツ語講座』以外の関口の著作の世界へ、門戸をあらたに開いたものといえよう。関口存男のほかの著作(著作集に収録されていないものも沢山ある!)も「セレクション 関口存男」として刊行されることを強く希望する。しかし、ダストジャケットの装画はもう少しなんとかならなかったのか。全く似ていないと考えるのは評者ひとりのみではあるまい。※このレビューには長い「前置き」を付け足す予定である。

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