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ジャック・デリダ――死後の生を与える
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によって 宮﨑 裕助
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内容紹介 脱構築の名のもと、新たな問いの領域を生涯にわたり開拓し続けた、現代思想最後の巨星。没後15年を経て、その影響はなお衰えをしらない。日本ではいまだ知られざる後期の思想、そしてさまざまな局面に波及する脱構築思想の広がりを一望し、その可能性を解き明かす。すべての読者に開かれた、新たなる入門の書。 内容(「BOOK」データベースより) 国家、民主主義、労働、贈与、動物、友愛、そして家族…。これまで日本では十分に取り上げられてこなかった晩年の思想を読み解くことで、デリダ像を一新する。そして、脱構築として知られてきたデリダ終生の問いにも正面から向きあい、いまだ尽くされぬ可能性を探る。生の哲学でも、死の哲学でもなく―“死後の生”を生き延びる私たちのための、新たなる入門書。 著者について 宮﨑裕助(みやざき ゆうすけ)1974年生まれ.兵庫県出身.東北大学文学部卒,東京大学大学院総合文化研究科博士課程修了.博士(学術).現在,新潟大学人文学部准教授.専門は哲学・現代思想.著書に『判断と崇高――カント美学のポリティクス』(知泉書館,2009年),『新・カント読本』(共著,法政大学出版局,2018年),『続・ハイデガー読本』(共著,法政大学出版局,2016年),『連続講義 現代日本の四つの危機』(共著,講談社選書メチエ,2015年),『人文学と制度』(共著,未來社,2013年)ほか.訳書(共訳)に,ロドルフ・ガシェ『脱構築の力』(編訳,月曜社,2020年),ジャック・デリダ『哲学への権利 2』(みすず書房,2015年),ポール・ド・マン『盲目と洞察』(月曜社,2012年)ほか. 著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より) 宮崎/裕助 1974年生まれ。兵庫県出身。東北大学文学部卒、東京大学大学院総合文化研究科博士課程修了。博士(学術)。現在、新潟大学人文学部准教授。専門は哲学・現代思想(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 続きを見る
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「現実」の生と死後に残る「灰」としての生。両者の乖離こそ、デリダが言う「差延(差異)」である。この差延がエクリチュールを可能とし、死後に「灰」として残されるものとなる。著者は、デリダが死の直前に悩んでいたことが、この「灰」として死後に残される「エクリチュール」の事であったと述べる。①『根源の彼方に(グラマトロジー)』は、「灰」として死後に残される「エクリチュール」の「文法」の事であり、言語学的に言えば、「書くこと」が「シニフィアン」(記号化)であり、「エクリチュール」(書かれたもの)は「シニフィエ」(記号)を意味する。②「シニフィアン」による「シニフィエ」は、デリダにとって、生の「根源」から涌き出る泉(思想)であった。③それをしっかりと死後に残すことが、デリダの哲学的営みであり、書くという行為の目的である。本書は、デリダが残した「灰」としての「エクリチュール」を読み解く試みである。④その成果のほどをここに書くことはとても出来ない。しかし、著者の試みに拍手を贈りたい。⑤デリダの講義録が約50年計画で出版される予定であると言う。『ハイデガー』や『獣と主権者』など、膨大な講義録の一部が日本語に翻訳されて出版されたばかりである。講義録の出版により、新たな知見が続々と明らかに去れるに違いない。「脱構築」が新たな色合いを加えて究明されるのは、これからの事である。それを楽しみにしたい。お勧めの一冊だ。
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